父は土。

タイトルのとおり、父(夫)が土のようで、ややメンタル弱めな一家のお話です。

夫への「察して欲しい」を、「こうして欲しい」に変えたら、平和になった話。

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土とわたしはたびたび喧嘩します。

喧嘩というより、心狭きわたしが土の行動にイラッ。

土がまたかよみたいなリアクション。

さらにイラッ。

!!Bomb!!

のパターンが主流です。

すべては「察して欲しい」が原因。

その「イラッ。」の根本的なところにいつもあるのが、

「察してよ。」

言われなくてもわかるでしょ。
どうしてこうしてくれないの。
なぜこういう言葉をかけてくれないの。


てな感じで、とにかくいつも受け身で怒っていたわけです。

「じゃあどうして欲しいか言えばいいじゃない。」

と言われることも多々ありました。

けど、どうしても理解できなかった。

「言われなくてもわかるでしょ。」
「察してよ。察してほしいの!!」

てな感じで、とにかくいつも察して欲しかったわけです。(ひどく面倒な女です。


だって、なんかわたしが口にしてしまうとそれはもう、
「ただやらせてる、言わせてるだけ」じゃないかと。
そんな気持ちもなにもこもってないものに、何の意味があるんだと。

だけど口に出してみたら、すごくシンプルに解決した。

ある朝、前の晩きれいに片付けたはずのキッチンに、土が使った食器が汚れてカピカピの状態で残っていました。

なんだかドッと疲れてしまったわたしはイラッとする気力もなく、ぼそっと土に言いました。


「できることなら、夜食べたら食器を洗ってほしいな。朝に見るとげんなりしちゃうから。」


そうしたら、なんとそれからだいたいの日は、食べた後の食器を洗ってくれるようになったんです。


なんて素晴らしいんだ!
イラッとすることもなく、喧嘩をすることもなく、こうして欲しいことが叶ってる!

やらせてる感満載でもいいじゃないか。
察して欲しいなんて、わたしはなんてめんどくさい人間だったんだ。


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ということで、それ以来

「こうして欲しい。と具体的にお願いする」ようにしています。

ただその時、気を付けること。

「話すときはなるべく釈迦のように穏やかに、にこやかに。」

お願いする立場なんだから、決して偉そうにしない。不満げな顔をしない。
なかなか気を付けてても難しいのですが。
これがないと、今度は土をイラッとさせてしまうので。。それじゃ本末転倒。

会話に関しても同じこと。


昨晩のこと。

夜、いつものようにCRと二人ぼっちご飯をキメていたら、CRがぜんっぜん食べない。
食べようねーと促すも、空返事。だらだらだらだらしている。
しまいにはフォークでテーブルをカンカン叩く。

なにかがプツンと切れてしまい、がっつり怒るわたし。
泣きだすCR。
疲れ果てるわたし。
泣きやまないCR。
これぞ負のスパイラル。


耐えきれず事の経緯を土にLINE。

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一人で消化しきれなくて、ただただ話したかったんです。



で、返ってきたのが↓↓

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。。。。

や、まぁそうなんだけどさ。そうなんだけれども!仰るとおりだけども!

今は「大変だったね。。」ってそういうのが欲しいんだよーっ! (わがまま。


ということで、そのままそれを伝えてみました。

文字だけじゃあれなんで、普段は使わないのにスタンプもつけてみましたYo

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その結果。

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THE やらせ100% !!!!

だけど、言葉の力って素晴らしくて。

この「大変だったね」って字面だけで、なんだかフッと心が軽くなりました。

自分だけ軽くなってどうなのよ、とも思うんだけれど。。
理不尽にイラつかれることが減って、土も安らかに過ごせるかもしれない。

ちなみに昨日は、帰宅した土が「大変でしたなぁ。」と声をかけてくれました。
This is 平和。

まとめ。

「察して欲しい。」は自分勝手が過ぎました。
言われなくてもわかるでしょ。なんて勘違いも甚だしい!!


きっと土の方にも同じようなことがあると思うので、
お互いに「こうして欲しい。」をどんどん口に出していこうと思います。