こんな低頻度な更新でいるつもりはこれっぽっちもないのに、
なかなか書けずにいるのでもう書くのをやめたらええやんと思ったりもするのだけれど、たまにぽつっと書きたくなってしまうどうしようもない土の嫁です。こんにちは。
今年の三月に、10年近く連れ添った愛犬ジェラシーとの突然のお別れがありました。
もうすぐ10歳だったのに。お別れの覚悟をする間もなく、あっという間に旅立ってしまいました。
2歳ころからちょくちょく癲癇が出ていて、頻発するようになったら毎日の投薬治療を始めましょう、と病院の先生と決めていたところでした。
それが三月に突然重度の癲癇発作が起きて、そのまま入院。
自立して水が飲めるようになったら退院できる、今はよく寝てるし回復しているのかな?と言われてホッとしていたのに。
入院三日目に様子を見に行くと、とてもよく寝ていて、あぁ良かったたくさん寝て回復するんだよーと声をかけ、自宅へ戻ったら、様子がおかしいと病院からの電話。
急いで病院へ行くと、診察台の上ですやすやと寝ているようなのに、
「今さっき呼吸が止まりました。まだ心臓は動いているけどもうすぐ…。」と言葉詰まらせる先生。
まだ温かくて柔らかくてモフモフの可愛い子、まるで眠っているようにしか見えない可愛い子。ゆっくりと静かに心音が止まってしまいました。
穏やかに苦しまずに旅立てたことだけが救いだったけれど、まだ9歳でまだまだ一緒にいられると思っていたから、突然のお別れは辛すぎました。
悲しくて悲しくて毎日がもう空っぽで、いろんな後悔が押し寄せてきて、とてもとても辛い日々でした。
そんな時に、とあるブリーダーさんが繁殖犬の里親を探しているという話を聞きました。
お別れして一か月程しか経っていなくて、とても複雑な気持ちの中、まずは行ってみようと土が背中を押してくれ、ブリーダーさんを訪ねてみました。
そこで2歳半のコタローと出会い、家族で話し合った結果、我が家に迎えることにしました。
ものすごく元気で、ものすごくアクティブで、ものすごく筋力のあるアスリート犬のコタローが来てくれて、家族に笑顔が増え、わたしもとても幸せです。
コタローがわちゃわちゃとやんちゃをしてくれるおかげで、癒される日々を送っています。
繁殖引退犬と出会ったのは今回が初めて。
もう繁殖はさせずに引退させて、里親を募集するというのはよくある話だそうです。
なかには劣悪な環境で年老いるまで繁殖させられている子たちもいるそうです。
コタローがいたブリーダーさんのところは、自然豊かで広いドッグランもあり、優しそうなブリーダーさんご夫婦にきっと愛されて育ったのだと思うけれど、事情があって規模縮小することになりそれならまだ若くて元気なうちに、里子に出そうということになったそうです。
コタローはおもちゃで遊ぶこと、おやつ、お散歩、おでかけ、いろいろなことが初めての体験で、最初は一つずつ慣れていくのがなかなか大変でした。
CRのことが大好きで、四六時中ストーカーのようについて回ります。
ジェラシーは仮名の通りCRへの嫉妬心がなかなか強く、最後までなつくことは無かったので、CRにとってもわんことじゃれあって遊ぶのは新鮮なようです。
それでもジェラシーのことを忘れる日はなく、思い出すとやっぱり後悔や悲しい気持ちがわぁっと押し寄せてきてしまうけれど。
かわいいかわいいかわいいかわいい子。わたしの宝物。
一緒に過ごした日々を大切な思い出に、我が家のNEWメンバーとの暮らし、楽しんでいこうと思います。