父は土。

タイトルのとおり、父(夫)が土のようで、ややメンタル弱めな一家のお話です。

夫との考え方の違いが致命傷に思えてしまうのを回避する策。

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ちょいとしたケンカはちょくちょくやっているわたしと土ですが
たまーに、

「もうこれやっていけない無理無理無理無理無理無理っ!」

と、思えてしまう事象が年に数回あります。


おはようございます、土の嫁です。


突然の出だし、かつ、「夫を褒める」と胆に銘じたあの日からまだ10日程しか経っていませんが、そんな出だしから始めさせていただきます。

 

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きっかけはいじめのニュース。

 本当に頻繁に流れるいじめのニュース。心が痛いです。

その夜も、いじめで命を絶ってしまった親子のニュースが流れていました。

土と二人でそのニュースを見ながら
わたしは、ぽそっとこう呟いたんです。


「CRがいじめられたりいじめたりしていたら、気づいてあげられるだろうか。。。
もしいじめられてたとして、策を取っても解決しなければ、とにかくその環境から逃げよう。楽観視しないでできるかぎり早くそこから離れようね。」


そうしたら土が、ちょっと苦笑しながらしかも引き気味で、


「いや、あのさ、そんなことまで考えてて疲れないの? 今実際起きてるわけでもないこと考えててさ、疲れない?」

「。。。」

わたしは予想もしてなかった言葉に、かたまってしまいました。

いや、むしろ毎日のようにいじめのニュースが流れていて、命を絶ってしまっている子がたくさんいる中で、どうしてそんな自分には無関係と思える!? 
しかも自分も父親という立場で!?

ちょっと前まで心を病んで社会生活をお休みしてた人がっ!!!!


と、頭の中グルグルになってしまい、

あぁもうこんな考え方違う人とやっていけない無理無理無理無理無理無理!


と、いつもならこうなってしまうわたしなんですが。
(無理無理無理無理!が出るのは人より倍速だと自負しています。

 

「夫婦は生まれた星が違う」論

 
以前ネットの記事かなにかで見かけた、

「夫婦は生まれた星が違う。」


という言葉がこういう時すごく役に立っています。

夫と自分は、まずそもそも生まれた星が違う。
だから理解し合えないことがあってもおかしくない。だって星が違うんだから。
という説。


なるほど、そうか土とわたしは異星人なのだ。異文化、異理解、異感情。

おまけに育ってきた環境だって全然違うわけで。(セロリが好きだったりね。

だからお互いに理解できないことがあってもおかしくない。
むしろ理解し合えた時、それはもうキセキなのでは。


すっと腑に落ちた感じがしました。


こう考えるようになってから、

うわぁもう無理無理無理やっていけないぃぃぃ!

てなった時、ふっと「あぁそうだった、異星人なんだった。」
と一旦冷静になることができるようになりました。


根本的な解決になっているわけじゃないので、それでいいのかと言われるとかたまるんですが。

そもそもこういう意見や価値観の違いがある時は、解決の見込みが激しく低い(当家比)ので、それ以上掘り下げてガチャガチャするよりは、これでいいのだと思っています。

そして異星人論、応用が利きます。

例えば、

何度言っても便座を上げっぱなしする例のアレも、
そうかあなたの星では便座って上げっぱなしにするのね、わたしの星ではみんな下げてるもので。。。
星が違うんだからしかたない。

ごはんはピチッとラップして包んで冷凍して欲しいんだけど、
そうかあなたの星ではふわっふわのすっかすかに優しく包んで冷凍するのね、わたしの星だと(以下略
星が違うんだから、しかたない。


この通り、万能なんです。(あくまでも個人的にですが。

理解し合わなくてはいけない。と思うから、理解し合えないことに限界を感じてしまっていた気がします。

土も、わたしも、生まれた星が違う異星人同志。

たまに笑いのツボが合ったりするのはある意味キセキなのかもしれません。

星の戦争が起きないよう、異星人論はこれからもどんどん自分の中で使っていこうと思います。